動画の見積もりを依頼する前に、まずは自社を整理することをお勧めします。
動画制作は、作成する規模にもよりますが、最短でも二ヶ月は掛かる作業です。他社に依頼する前に最低限の社内整理をしておくことをおすすめします。
1.動画を作る目的は整っているか
今、制作者の中で困る質問の上位に「バズる動画を作って欲しい」というのがあるそうです。当然制作もプロフェッショナルです。予算をいただければ、バズる動画の企画・構成から真摯に対応するでしょう。
しかし、それで本来の目的は達成できますか?
動画というのは、人の印象に残ります。販促・ブランディング・教育、目的は様々であるのはもちろんですが、しっかりと目的意識を持って制作に臨んだ方が依頼者製作者ともに気持ちの良い作品が作れるはずです。
特に意識を持つべきは社内調整です。具体的な指標を綿密に決める必要はありませんが、予算に対して成功とする指標を定めておけば、後で社内で揉めることもないでしょう。「一ヶ月で1000PV」「HPに動画を掲載してからのCVRが1%UP」などざっくりと決めておくことをお勧めします。
WEBで動画を公開するならば、WEBマーケティングの指標設定と同じように決めれば問題ないと思います。
2.動画を作るための資料は整っているか
例えば、サービス紹介紹介動画を制作するのであれば、そのサービスのチラシ、パンフレット、またはセミナーなどで用いるプレゼン用のパワーポイントを準備しておきましょう。
アニメーションの動画であれば、制作会社によっては、口頭での説明なしに、それらの資料が十分整っているだけでも制作してくれます。
資料を新しく作る必要はありません。動画を作るということは、それ以外での販促活動がすでに始まっていて、プラスαの効果を狙ったものだと思います。すでに作成したものを有効活用しましょう。
3.動画を作るための素材はありますか
資料で使われている画像の元データ(ai,pngファイル)はありますか?
資料ではサービスや、動画化したい趣旨や中身は伝わっても、画像が低解像度などで動画には利用できない場合があります。高解像度の画像の元ファイル(多くは、Adobe Illustoratorなどで作られたaiファイルや、InDesignで作られたinddファイルなど)を用意しておきましょう。
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